会社設立するための手続きの全て

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増資をして資金調達!株式会社の基本

会社設立をするときには資金調達をすることが欠かせません。企業として利益を上げられるように事業を展開していくためには資金がなければ始まらないからです。会社設立の際には株式を発行することにより資金調達を行って資本金を作るという方法を取り、株式会社となる方法があります。多くの企業が行っている方法であり、法人格を取得して企業を経営するときにはよく行われる方法です。株式を発行する代わりに株主に対してメリットを与えなければならず、株主総会での発言権や株主優待制度の実施などが欠かせません。しかし、融資のように借り入れではなく自社の資産として株式を利用することになるため、負債を負わなくて良いのがメリットになる会社の設立方法です。

一方、会社を設立して事業を行ってきたところ、現在保有している現金などを動かしただけでは事業を行えないという状況に陥ることがあります。経営不振になってしまって事業を続けること自体が難しくなる場合もあるでしょう。経営が安定して伸びているときでも多いのが事業展開のための投資費用の不足です。新しい事業を展開するために事業所を増やしたり、人材を新たに確保したり、商品開発等に資金を投下したりしようと考えることは珍しくないでしょう。それによって企業としての成長を図っていくことになるからです。そのときの資金が足りないために事業の展開がいつまでもできずにいることになっては事業の展開に適したタイミングを逃してしまうことになります。ここで必要になるのが資金調達であり、株式会社の場合には増資によって資金調達を行うことが可能です。

増資は株式会社が新たに株式を発行するというものであり、資本金を増やす方法になります。融資をしてしまう方法もありますが、その場合には必ず返済を行わなければなりません。それに対して株式を新たに発行して資金調達に成功できれば返済の必要がないのが特徴です。それに加えて、資本金の大きさが財政の基盤としての指標になるため、長期的に見ても財務への対応が行いやすくなります。その影響を受けて他の企業からの信用も高まり、新たな取引企業を開拓するのにも役立つ方法となるでしょう。株式会社を設立した際に資金調達を行わなければならないとなったら、まずは増資を考えるのが得策なのです。

実際に行う方法には三通りがあります。公募を行うのが最も単純でよく行われる方法であり、株式の応募者を一般の投資家に対して募集して買い付けを行ってもらうのが基本です。企業規模が大きいときに大きな資金調達を行いたい場合に最も重宝されていると言えるでしょう。もう一つが株主に対して新しく発行する株を割り当てるという方法であり、比較的規模が小さくて株主が少ない株式会社がよく用います。それから、第三者に対して割り当てるという方法も可能であり、役員や従業員などの関係者に対して募集を行って資金調達を行うのが一般的です。これも比較的規模が小さい株式会社がよく行う方法です。

資金調達の方法として新株の発行を行うとデメリットもないわけではありません。特に経営に対して大きな影響を与えるのが株主総会における議決権が変化する可能性があるという点です。特に公募を行った際には変動するリスクが高いため、どの程度の株式を新たに発行するのかはよく考えなければなりません。株主に対して割当を直接行えば比率は変わらないことからその心配はなくなります。自社株の保有率がもともとあまり高くないという場合には積極的に活用すると良いでしょう。新株を発行するときにはその方法次第で経営に影響が出る可能性があるので、よく吟味してから実行に移すことが大切です。

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