会社設立するための手続きの全て

これから会社設立する人にだけ教えたい情報

リスクを避けるため、会社の印鑑は4本用意しましょう

会社設立の際に必要不可欠になってくる物のひとつに印鑑があります。これについては法的なことがかかわってきます。契約書を取り交わす際には、必ず印鑑が必要になってきます。設立登記を行う際に法務局に代表者印の届け出義務がありますので、この実印が1本あれば良いです。


しかし、代表者印1本というのは危険と言えます。契約書に押す場合に印鑑はどれを使用しても効力が変わるということはありません。しかし、代表者印が押されることによって会社的な考えとしてその契約の内容に賛成したということになり、重みが変わってくるのです。


それは、代表者印は法務局へ届出を行っているからです。契約内容に争いが起こった場合に認印か代表者印かで契約を取り交わした相手が個人なのか会社としてなのかという判断に係ってきます。


因みに署名はどうかというと結論から言うと、サインの方が効力は高いです。これは、筆跡鑑定をすれば誰がサインしたかで契約した本人がわかるからです。しかし、署名と押印があれば一番明確とされます。


以上のことから実印1本では、リスクが高いため4本作っておくことが好ましいといえます。


1本は、代表者印で通常は18mmの丸印となります。会社運営上最も重要な役割となるものです。次に、銀行印です。銀行印は経理の人が使用するため別にしておいた方が安全です。代表者印のリスクを避けるためにも必須です。できれば、代表者印の一回り小さいサイズのものにしておくことで間違いを避けられます。また、スキャナーを使っての印影複写を使ってコピーされるという犯罪もありますので注意しましょう。お金を扱う信用のおける社員以外には渡らないように、社外に流出しないように最新の注意が必要です。間違って悪用されてしまった場合には、口座からお金が引きだされてしまうという最悪な事態になりかねません。


社印として角印があります。こちらは、請求書や見積書、領収書などに使用するのが通常で代表者印を使うまでもないものに使用するものです。使用頻度が高い場合には、インクが内蔵してあるものを作っておくことで便利になります。


ゴム印として横書きのものも用意しておきましょう。住所、電話番号、社名、FAX番号、代表者名が入っています。これは、署名の際に1枚づつ署名をする手間を省けます。自筆でサインする代わりに使用できるということです。


会社設立時に揃えておきたいものは、この4本となりますが字体に拘る方もいます。


篆書体は偽造しにくいので代表者印や実印、社印によく使用されているものです。印相対や吉相体は、篆書体から発展したもので、こちらも偽造しにくいものです。また、八方に広がった形をとっているので縁起が良いとされています。隷書体は、直線的な文字になっていて読みやすいため認印に使用すると良いでしょう。古印体は、隷書体を基本としたもので全体的に丸い感じになっています。こちらも認印としたほうが良いものです。


材質は、代表的なものとして本柘(ほんつげ)があげられます。使用した後には、きちんと朱肉をふき取って綺麗に保存することや欠けに気をつければ長い間使用できるので最も多く使われているものです。高額になってしまいますが黒水牛もあります。こちらは、硬さと粘りを両方持ち合わせているので耐久性にすぐれており長持ちしますのでコストパフォーマンス的にはすぐれています。


会社設立用にセットになったものも販売されています。インターネットでも作製依頼ができるところがたくさんありますので調べてみると参考になります。価格は、材質などによって変わってきますので比較をしてから決めるのが良いでしょう。 代表者印を作る時に一緒に作っておくと手間が省けますので効率が良いです。

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